レア度:3
部類:胃
このページでは
牛の部位『ギアラ』どの部位?
ギアラの美味しい食べ方は?
ギアラの食感は?
などわかりやすく紹介しています。
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ギアラはどこにあるの?
ギアラは、牛の持つ4つの胃の第4番目で、赤ギアラと白ギアラがあります。
ギアラの特徴は?
関東ではギアラ、関西ではアカセンアカセンマイと呼ばれる部位です。
牛のその他の胃である、ミノ、ハチノス、センマイと比べると表面が滑らかになっており、かつ、薄くて柔らかく、噛み切りやすいのが特徴と言えます。
ギアラの場合、全体的に脂肪分が多く、また、濃厚な味わいを楽しめます。
ただ、下処理の仕方が大きく影響することがあり、やり方によって味や臭みなどが大きく変わりますが、表面のぬめりをきちんと落とすことができれば、より甘味とコクが増してきます。
他の部位と比べて、焼き方や味付けなどを選ばないという汎用性を持っているなど、幅広い楽しみ方ができるのが嬉しい点ではないでしょうか。
どうしてギアラって言うの?
ギアラの名前の由来ですが、次の2つの説があります。
ひとつは、米軍基地で仕事をしていた人たちの報酬「ギャランティ」の代わりとしてギアラを提供しており、そのギャランティが訛ってギアラになったというものです。
もうひとつは、偽の腹という意味を持つ、偽腹「ギバラ」が訛ってギアラになったという説です。
ギアラの場合、その他にも赤センマイやアボミと、様々な呼名があります。
ギアラの食感や味?
ギアラの食感ですが、赤ギアラは皮がコリコリしていることから、比較的さっぱりしており、噛めば噛むほど味が滲み出てきます。
一方で、白ギアラは赤ギアラと比べてより肉厚であるのが特徴であり、その分、歯応えがあり、さらに脂肪分が多く味も濃厚です。
美味しい食べ方ってあるの?
ギアラの美味しい食べ方ですが、やはり味付けが重要です。
もともと何にでも合うタイプでもありますので、醤油ダレや味噌ダレ、塩ダレなど、様々なものを試してみて、その中から各自のお好みを選ぶといいと思います。
ギアラの美味しい焼き方って?
ギアラを美味しくいただくには、焼き方にこだわる必要があります。
ギアラは「ミディアムレア」がおすすめであり、表面はしっかり焼き上げるのがポイントです。
表面が膨らんで、ある程度の弾力性が出てきたら大丈夫です。
その際は、中にある脂を逃さないようにして食べると美味しくいただけます。
また、しっかり焼いて脂を落とす方法もあり、両者を一度食べ比べてみるのもいいかもしれません。
ギアラに合うお酒?
ギアラは様々なお酒との相性が良く、ビールやワイン、焼酎などがおすすめです。
ワインであれば、赤ワイン・白ワインをそれぞれの好みで選びましょう。