レア度:3
部類:心臓
このページでは
- 牛の部位『ハツ』はご存知の心臓
- 牛の部位『ハツ』食感が特徴
- 牛の部位『ハツ』美味しい食べ方は?
などわかりやすく紹介しています。
合わせて読む
ハツってどの部位なの?
牛のハツは心臓のことです。
人と比べ、牛の心臓はかなり大きいのが特徴であり、個体によって変わってきますが、だいたい2kg前後のものが多いです。
持ってみると分かりますが、ズッシリとした重みがあります。
牛の心臓は、その多くは筋肉で出きているのですが、表面の一部には脂肪がついており、全体的に白い脂肪がうっすらと広がっているのが分かります。
牛ハツを総体的に見てみると、食肉の中では脂肪が非常に少ない部位でもあります。
また、この部分はお肉の旨味を味わえる部位でもあるのです。
ハツの食感を教えて?
ハツの部分は細い筋繊維質になっているのが特徴であり、そのためコリコリとした、お肉独特の食感を楽しむことができます。
調理方法は煮たり焼いたりなど様々であり、たくさんの料理の食材としても利用されていますが、その中でも新鮮なハツはお刺身用としても人気があります。
もちろん、お刺身用のハツもコリコリとした食感を楽しめます。
牛ハツの美味しい焼き方ってあるの?
牛ハツを美味しくいただくには、焼き方にも注意する必要があります。
美味しくするために強く焼く人もいるようですが、それはおすすめできません。
牛ハツというのは、あまり焼き過ぎてしまうと硬くなってしまい、かえって食感が悪くなります。
加えて、ハツ本来が持っている旨味が失われてしまうのです。
そのため、美味しく焼き上げるコツをマスターする必要があります。
そのポイントですが、焼肉でいただく場合は、スライスしたハツの断面に注目してください。
断面のピンク色を残す程度に、両面をキレイに焼き上げましょう。
ここではあまり焼き過ぎないようにし、ハツの断面の中央の部分にピンク状態が残るぐらいが食べごろと見ていいでしょう。
牛ハツの美味しいレシピを教えて?
牛ハツには様々なレシピがありますが、その中でもおすすめの逸品が「牛ハツステーキ」です。
特にお肉の赤身が好きな方におすすめであり、堪らない味や食感を楽しめます。
美味しくいただきたい方は、スーパーなどで売られているパック入りのものではなく、精肉店で提供している大きい塊のハツを購入しましょう。
それを、ローストビーフの要領で焼き上げるのです。
ここではハツの周辺の筋を取り除き、塩を馴染ませた後に焼くのがポイントです。
そして、各自の好みのハーブと一緒に一晩寝かせると旨味が増します。
焼く際は、熱したフライパンにオリーブ油をひき、一緒にニンニクとハーブも入れて火を入れて仕上げましょう。