レア度:3
部類:舌
このページでは
- 牛の部位『タン』の種類は色々
- 牛の部位『タン』さらに部位がある
- 牛の部位『タン』おいしいタンとは?
などわかりやすく紹介しています。
合わせて読む
タンってどんな種類があるの?
タンの種類は、大きく国産と外国産に分類できます。
このうち国産のタンは、黒毛和牛のタン、交雑牛のタン、乳牛のタンがあります。
一方、外国産のタンは、アメリカ産を中心に大変多くの種類が流通しています。
タンの部位はどうなっているの?
タンの部位は4つに分けることができます。
まずは「タン元」で、こちらは牛の舌の付け根の部分にあります。
普段はあまり動かさない部位でもあることから、比較的柔らかくなっており、また、脂が多いのも特徴です。
1本のタンを3つに分けた場合、根本から3~4cm程度のところにあるお肉は、特上と言えるほど美味しい部分と言えます。
タン元は非常に柔らかいので、焼肉の商材で利用されることが多いです。
次は「タン中」で、こちらは根本に近い部分と、タンの先に近い部分で、それぞれ脂の乗り具合が大きく異なります。
根本に近い方分が上タンで、中心からタン先の部分にかけては並タンといったところでしょう。
次は「タン先」で、こちらはタン先の部分は非常に硬いのが特徴です。
そのため、焼肉としてはあまりおすすめできませんが、タンシチューなどにはいいかもしれません。
最後は「タン下」で、こちらの部分は筋などが通った部位になります。
こちらもタン先と同じように、焼肉としてはおすすめでてきません。
ただ、しっかり煮込めばある程度は柔らかくなりのますので、煮込み料理などに適しています。
タンの価格はどうなっているの?
タンは、牛1頭から1本しか取れない希少部位でもあります。
そのため黒毛和牛のタンなどは、たとえ外国産のタンであっても、数が不足していると高くなることがあります。
だいたいの価格(k単価)ですが、黒毛和牛や交雑牛のタンは4,500~6,000円、外国産(良い部類)は2,000円前後、外国産(安い部類)は1,400円前後のところが多いです。
これより安い場合や高い場合もありますので、目安程度に考えておくといよいです。
おすすめ美味しいタンを教えて?
おすすめのタンはいくつかあり、そのひとつが黒毛和牛・交雑牛のタンです。
ただ、値段が高いので注意が必要です。
また、アメリカ産ナショナルチルドタンもおすすめです。
その他、子牛のタンも人気がありますし、仙台牛タンは有名です。
▶あわせて読む:『仙台牛タン』なぜ仙台は牛タンが有名なのか調べたらすごかった!
タンはどこで買えるの?
タンを買いたいのであれば、やはり焼肉店に行くのが早いです。
おすすめの食べ方などは、お店のスタッフに聞いてみるといいでしょう。
また、精肉店や近くのスーパーなどにもありまいので、行く機会があればチェックしてみてください。